iPhone、不調!国内で初の出荷台数前年割れを記録

iPhone6s 予約 Apple

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iPhoneが国内で販売不調にあえいているようです。
 
国内でマーケティングリサーチを行うMM総研は、本日「2015年国内携帯電話端末出荷概況」を発表し、国内における携帯電話の総出荷台数などを発表しています。

携帯電話の総出荷台数は3年連続の減少

MM総研が発表した2015年1月〜12月の国内携帯電話端末の出荷台数は、前年比6.6%減の3,577万台となり、4,375万台を出荷した2012年から3年連続で減少しました。3,577万台という2015年の数値は、2012年と比べると18.2%減となっています。

スマートフォン出荷台数は微減

スマートフォン出荷台数は、前年比0.4%減の2,758万台となりました。過去最高となる3,042万台を出荷した2012年から3年連続で減少となり、2012年と比べると10%近い減少幅となっています。
 
また、フィーチャーフォン出荷台数は、前年比22.6%減の819万台となりました。MM総研が携帯電話出荷統計を開始した2000年以降、年間フィーチャーフォン出荷台数が1,000万を下回るのは初であるとしています。

メーカー別出荷台数シェア、首位はAppleだが・・・

2015年のメーカー別出荷台数シェア1位はAppleで、総出荷台数に占めるシェアは41.2%となりました。しかし、Appleも決して順風満帆というわけではなく、出荷台数は前年比10.6%減で初の前年割れを記録しています
 
最近では、格安SIM・格安スマホの普及がiPhoneの成長を阻害しているほか、これまでiPhoneの普及拡大の一翼を担ってきた、大手キャリアのMNPにおける高額キャッシュバックが禁止となったことからも、2016年度以降はiPhoneの出荷台数について、さらなる減少が予想されています。
 
 
Source:MM総研
(クロス)
 
 

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