【Tips】iPhoneでSafariの動作が重い!遅い!アプリが落ちる!対処法解説

マニュアル サムネ トラブル
目次

Safariの処理が重い、遅い、落ちる(強制終了する)

A.

標準ブラウザ「Safari」は、簡単な操作で快適なブラウジングが楽しめるアプリですが、蓄積したキャッシュデータや開きすぎのタブによって、処理が遅くなったり重くなったりすることがあります。そんなときに行いたい対処法を紹介します。

 
不要なタブは閉じる
キーボードの変換学習をリセットする
検索・閲覧履歴を消去する
ポイント:履歴を残さない「プライベートブラウズモード」を活用しよう
Cookie、キャッシュを消去する
 

不要なタブは閉じる

これまでのiOSバージョンでは、タブを開く最大数に上限がありました。しかしiOS10からは上限が撤廃され、またこれまではできなかったタブの一括閉じもできるようになっています。気づかないうちに多くのタブを開いていた場合は、不要なものは閉じて負荷を軽減しましょう。
 

iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • Safariを起動し、下部メニューの□マークをタップします
  •  

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 現在開いているタブ一覧が表示されます。個別に削除するには、各タブ左上の「×」をタップするか、左にスワイプします
  •  

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 一括で閉じたい場合は、□マークをタップではなく長押しします
  •  

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 「●個のタブを閉じる」をタップすると、現在開いているすべてのタブを一括で閉じられます
  •  

     

    キーボードの変換学習をリセットする

    iPhoneに内蔵されているキーボードでは、これまで予測変換などで変換した履歴やパターンを学習し、よく使う表現により変換しやすくする機能があります。しかし蓄積した学習データによっては、変換する際に数秒かかったりする場合があります。そんなときはこれまでの変換学習をリセットすると改善する場合があります。
     

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

     

  • 予測変換の設定を確認・変更する
  •  

     

    検索・閲覧履歴を消去する

    Safariを使って検索したり、閲覧したページは、検索・閲覧履歴に蓄積されます。履歴から再検索したり、一度訪れたページへアクセスしやすくなるなど便利ですが、履歴が増えてくるとSafariの挙動に影響を与える可能性があります。履歴は個別または一括で削除できるため、消したくない履歴などは残すことも可能です。
     

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • Safariを起動し、下部メニューの本のマークをタップします
  •  

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 「履歴」をタップします
  •  

    履歴を個別に削除する

     

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 個別に削除する場合は、削除したい履歴を左へスワイプします
  •  

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 右側に出現した「削除」ボタンをタップすると、その履歴が消去されます
  •  

    履歴を一括で削除する

     

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 一括で削除する場合は、右下の「消去」をタップします
  •  

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 削除する履歴は「直近1時間」「今日」「今日と昨日」「すべて」から選択できます
  •  

     

    ポイント:履歴を残さない「プライベートブラウズモード」を活用しよう

    Safariで検索または閲覧した履歴は、初期設定ではすべて残されていきます。しかし、Safariの「プライベートブラウズモード」を使うと、検索・閲覧履歴を残さずにブラウジングできます。
     

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • Safariを起動し、下部メニューの□マークをタップします
  •  

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 開いているタブ位置一覧が表示されます。左下の「プライベート」をタップします
  •  

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • プライベートブラウズモードに切り替わりました。「完了」をタップします
  • プライベートブラウズモードでは、アクセスするサイトや検索履歴、自動入力した情報がSafariに保存されなくなります
  •  

  • プライベートブラウズモードか通常モードかは、ウィンドウの色で判別できます。ウィンドウの色が白の場合は通常モードで履歴が残ります。ウィンドウの色が黒の場合はプライベートブラウズモードになっているので、履歴が残りません
  • iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

     

     

    Cookie、キャッシュを消去する

    一度訪れたページへ再度アクセスするときにページを高速表示するため、iPhone内はキャッシュと呼ばれるデータが溜まっていきます。キャッシュデータが徐々に肥大化して、Safariの挙動が重くなる、遅くなる場合があります。
     
    またCookieは、サイトへのログイン情報などのデータです。こちらも自動入力されるなど便利な機能ではありますが、データが増えてくるとSafariの挙動に影響を与える可能性があります。
     

  • Cookieとキャッシュが消えるデメリット
  • ただし注意点として、Safariの履歴を削除すると、各サイトへのログイン情報を残せる「Cookie」も同時に削除されます。Cookieが削除されると、それまで各サイトで自動ログインに設定していたログイン情報が消えるため、再度ログインする必要があります。ログインのためのIDやパスワードを忘れてしまった場合は、リセットするなどの手続きが必要になりますので、Cookieを削除するかどうかは慎重に判断しましょう。
     

    かんたんステップ

    3ステップ
    約5分
    • STEP1

      「設定」→「Safari」

    • STEP2

      「履歴とWebサイトデータを消去」

    • STEP3

      「履歴をデータを消去」

    1
    設定アプリから、Safariの設定を開く
    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • ホーム画面から「設定」を起動し、「Safari」をタップします
  •  

    2
    Cookieと履歴を削除する
  • Safariの設定画面が開きます。「履歴とWebサイトデータを消去」をタップします
  • iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

     

    iPhoneの説明書 Safari 重い 遅い 落ちる

  • 消去の確認画面が表示されます。「履歴をデータを消去」をタップすると、Cookieと履歴、その他ブラウズデータが削除されます
  •  

     

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    前職は新聞社の校閲記者。経験を活かし2013年からライター、2016年から編集記者として活動中。iPhone歴は3GS→5s→6s Plus→X→11 Pro Max→12 Pro→14 Pro。

    特集

    目次