【Tips】iPhoneが圏外のままつながらないときの対処法は?
目次
iPhoneが圏外のまま直らないのはどうしたら改善する?
iPhoneで電話やインターネットなどを利用するには、モバイルデータ通信が利用できる状況にあることが前提となります。モバイルデータ通信が利用できないエリアにいるときや、SIMカードの利用状況によって、ステータスバーに「圏外」と表示され、Wi-Fiやテザリング接続などほかの接続方法を利用しないとネット利用できない状態になります。
圏外となるのは、中継局などからのキャリアの電波が届いていない、ということを意味します。この圏外を改善するには、電波を探し直すテクニックが活用できます。また家の中で圏外になる場所がある場合は、携帯基地局を設置することで電波状況が改善する場合があります。
▼電波状況を更新するテクニック
▼4Gでなく3Gを利用する
▼自宅に小型基地局を設置する
電波状況を更新するテクニック
圏外のときや電波状況がよくないとき、「機内モード」を使って電波を探し直すテクニックがあります。機内モードをオンにすると、ワイヤレス通信を一括で無効にできます。そして機内モードをオフにすると、再接続するため電波を探し直します。このテクニックを使うと、圏外から復帰できる可能性があります。
機内モードを活用する
4Gでなく3Gを利用する
4G回線よりも3G回線のほうが対応エリアが広いこともあり、地域によっては、4Gの電波はうまくつかめないが3Gなら届くという場合があります。そういうときに、4Gを使うという標準設定を3Gに変更することで、高速ではありませんが圏外が改善される場合があります。
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STEP1
「設定」→「モバイルデータ通信」
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STEP2
「モバイルデータ通信のオプション」
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STEP3
「4Gをオンにする」
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STEP4
オフにする
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設定アプリから、モバイルデータ通信の設定を開く
ホーム画面から「設定」を起動し、「モバイルデータ通信」をタップします
「通信のオプション」をタップします
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4G設定を3G設定に変更する
「4Gをオンにする」をタップします
「オフ」をタップします。これで4Gを利用せず、3Gで接続するようになります
Wi-Fi接続が利用できる場合は、「オフ」ではなく「データ通信のみ」に設定しましょう。そうすると、電話は3G回線、ネットはWi-Fi圏内ではWi-Fi、それ以外では4G回線を利用します
自宅に小型基地局を設置する
上記の4Gを3Gにする設定でも改善しない場合は、ソフトバンク、au、NTTドコモなどのキャリアから、小型基地局をレンタルすることも検討しましょう。この小型基地局は、レンタルするには所定の条件があります。auとNTTドコモの場合は、窓際まで来ている電波を増幅させる装置のレンタルもできます。
自宅の状況によって最適な装置をレンタルするため、まずは契約しているキャリアのサポートセンターに問い合わせしてみましょう。
ソフトバンク:「ホームアンテナFT」をレンタルする
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「電波改善訪問調査」を申し込み、訪問調査日の予約をします
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自宅に電波調査に来てもらい、改善案を提供してもらいます
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条件を満たした場合、「ホームアンテナFT」の申し込みを行います
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手続き完了後、「ホームアンテナFT」を設置します
au:「auフェムトセル」をレンタルする
1
エリア改善要望を「電波サポート24」に登録します
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24時間以内に電波サポートセンターから電話が来るので、電波調査の日取りを決めます
3
自宅に電波調査に来てもらい、改善案を提供してもらいます
4
利用可能であれば、auの室内基地局「auフェムトセル」のレンタル申し込み手続きをします
5
手続き完了後、「auフェムトセル」を設置します
NTTドコモ:「Xiフェムトセル」をレンタルする
1
「聞かせて!ドコモの電波状況」または、電話「0120-800-000」にて、電波状況などを問い合わせます
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自宅に電波調査に来てもらい、改善案を提供してもらいます
3
条件を満たした場合「Xiフェムトセル」の申し込みを行います
4
手続き完了後、「Xiフェムトセル」を設置します