iPhoneで花火の写真をきれいに撮る5つのテクニック

iPhoneで花火の写真をきれいに撮る

iPhoneで花火の写真をきれいに撮る
 
夏になり、花火大会が各地で開催される季節となりました。iPhone標準のカメラアプリを使って、花火の写真をきれいに撮影する方法をご紹介します。
 
関連記事:動画撮影についてはこちらをどうぞ!
【使い方】簡単!iPhoneで花火の動画をキレイに撮影する4つのテクニック
 
※2023年8月9日 : 操作方法の一部を最新情報に更新。また、バーストモードについて情報を追加しました。

1:HDRをオンにする

iPhoneのカメラには、異なる露出で撮影した写真を自動合成してきれいな写真を作るHDRが装備されています。画面の端に出ているけれどよく分からずに使っている方は、「自動」または「オン」にしてください。
 
HDRをオン
 
夜空に輝く花火のような、コントラストのはっきりした写真をきれいに撮る時ばかりでなく、逆光ぎみで人物を撮る場面などでも、HDRは大活躍します。
 
なお、iPhoneのデフォルト設定では、HDRバージョンの写真のみが「写真」に保存され、オリジナルの写真は残すことができません。
 
ただし、iPhone X以前のモデルでは、次の設定を行うことで、HDRバージョンとオリジナルの写真を両方残しておくことができます。
 
「設定」アプリを起動して「写真とカメラ」をタップし、一番下にある「通常の写真を残す」をオン(緑)にすると設定完了です。容量を節約したい場合はオフに、HDRの有無で比較したいならオンにするとよいでしょう。
 
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2:「AE/AFロック」を使う

お気に入りの一枚が撮れたら、同じ設定で撮れるように「AE/AFロック」を使いましょう。
 
AE/AFをロック
 
設定は簡単で、カメラアプリを起動中、露出と焦点を固定したいポイントを長押しすると「AE/AFロック」が表示されます。もう一度画面をタップすればロックが解除できます。

3:撮れるだけ撮る

「何?それってテクニック?」と思われるかもしれませんが、プロのカメラマンに良い写真を撮るコツを聞くと、「とにかくたくさん撮ること」という答えが返ってきます。プロカメラマンですら、数百枚撮影して、残すのは数枚だけ、ということも珍しくないそうです。

4:バーストモードを使ってみる

花火が夜空に美しい大輪を描く、最高の一瞬に合わせてシャッターを切るのは至難の業です。iPhoneの「バーストモード」を使えば、1秒間に10枚もの写真を自動撮影してくれます。
 
【バーストモードで写真を撮影する方法】
 
カメラを起動して、次の方法で撮影します。
 

  • iPhone XS/XR以降のモデル : シャッターボタンを左にスワイプする
  • iPhone X以前のモデル : シャッターボタンを押したままにする

 
いずれの場合も、カウンターに撮影した枚数が表示され、指を離すと停止します。
 
また、次の設定を行うと「音量を上げるボタン」を押すだけで、バーストモードで写真を撮影できます。
 
バースト設定方法

バーストモードは、スポーツのシーンや、動き回る子供や動物の決定的瞬間を切り取るのにも有効です。

5:スローシャッターアプリを使ってみる

iPhoneで花火の写真をきれいに撮る
 
iPhone標準のカメラアプリではなくなりますが、有効なテクニックです。スローシャッターを簡単に説明すると、普通なら一瞬で撮影する写真を、シャッターを長めに開けておくことで、雰囲気のある写真を撮る技術です。
 
夜景など光量の少ない時に有効なほか、行き来する車のライトをスローシャッターで撮ると躍動感のある写真になります。無料で利用可能なアプリがいくつも公開されていますので、試してみてはいかがでしょうか。
 

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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